大学生が休学してITを学ぶ話

情報工学科の大学4年生が1年休学して東京でITについて学んでいきます。

Mercari Tech Conferenceに行って来ました!

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昨日、株式会社メルカリの実施する初の技術特化カンファレンスMercari Tech Conferenceに行って来ました!

13時〜19時まで行われましたが、公演を行う部屋の横に展示用の部屋が用意されて、休憩時間にはそこで実際の開発のデモを見ることができて飽きませんでした。これぞまさにUXを考えたサービスの提供ですね。

 

 

カンファレンスで行われた基調講演の内容をざっとご紹介します。

 

基調講演

創業期のメルカリ

メルカリの今までの歩みが写真とともに紹介されました。

取り壊し予定のビルの一角を借りて数人で始まったスタートアップ期の様子が今のメルカリからは想像できなくて驚きました。

メルカリは4年前に創業した企業です。みなさんご存知の通り、フリマアプリで急激に業績を伸ばし現在はメルカリアッテやカウルといった新規事業も成長しつつあります。

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そのメルカリのスタートアップ期における指針は「とにかく速く動く」というものでした。当時フリマアプリ市場は既に存在していて、後発のメルカリが既存の企業に勝つにはとにかく修正やローンチを急ぐ必要がありました。

 

そのため、サーバはhttps+jsonという内部構成に、ハイエンドなパーツを使って、サーバの環境構築に人手を割かないようにしました。また、初期のアプリでは検索機能を搭載することを避けていたそうです。これはエンジニアが時間をかけて検索機能を実装したとしても、まだ商品数の少なかった当時においては検索をして商品がヒットしないとユーザーが離れていってしまうことがあると考えたためです。

一般的には重要と考えられる機能を削るという決断ができたのは、メルカリの行動基準がUXを考慮したものだったことがわかります。

 

現在の課題とこれからの歩み

現在、メルカリは日本の他にイギリス、アメリカにも拠点を置いています。これらはそれぞれ8時間の時差があり、24時間でメルカリのチームは動いていることになります。しかし、各国でのアプリリリースは全く同じような状況というわけではなく、USでは州ごとに決められた法手続きが必要であったり、UKではアプリリリースの段階であったりするようです。

 

これまでは日本で開発したものをそれぞれの国で共有していたそうですが、それぞれの地域での文化の違いや物理的な距離から、各国での開発はそれぞれ現地のエンジニアを雇って行なっているようです。

 

また、今後のメルカリの指針はScalable and Elasticであるというお話がありました。

Scalable・・・グローバルでエンジニアを増やしていくことでコードの品質を上げ、効率も上げていこう。

Elastic・・・力を入れたい事業領域に人を集めた時に、どこに所属しても成長できるようにする。

 

メルカリがここまで大きくなれたのは、世界を視野に入れてこのような指針が立てられる経営にあると感じました。

 

メルカリエンジニアの行動指針

1.Ownership

システムが大きくなってもそれぞれが責任を持つ。

2.Automation

個人のミスが出ないように自動化できるものは自動化する。ミスをしても発見・修正できる環境にする。

3.Progressive

常に良い手法・技術を探求。これにはお客様の体験を向上するという目的がある。

 

こんなエンジニアになりたいと強く思いました。常に良い手法・技術を学ぶというのは特に心がけていきたいですね。

ブロックチェーン領域

詳しくは語られませんでしたが、ブロックチェーンとCtoC領域を使った新しい何かを計画中らしいです!!気になる!!!

 

新規事業

新規事業のmerchari(メルチャリ)の試作機を見て来ました。スマホのアプリで開錠すると、Bluetoothで接続された自転車の鍵がウィーーーーンと音を立てて開きます。

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